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小さな会社でも始められる?――企業型DC導入のステップをやさしく解説します!(2025/9/30)

こんにちは、綾部です。

企業型確定拠出年金(企業型DC)のご相談を受けていると、
必ずといっていいほど聞かれるのがこのセリフです。

「ウチみたいな小さい会社でも、本当にできるんですか?」

はい、できます。
しかも、想像以上にシンプルに、そして効果的に。

今日は、従業員数が10人未満の会社でも安心して導入できる理由と、実際の導入ステップをわかりやすくお伝えします。


企業型DC中小企業こそ向いている制度です

まず最初にお伝えしたいのは、
企業型DCは「大企業のための制度」ではありません。

むしろ、

という中小企業にこそフィットする制度なんです。

中退共やiDeCoと比べても、企業型DCは「自由度の高さ」と「仕組みのわかりやすさ」が魅力です。
また、少人数であればあるほど、社内合意形成がスムーズで、導入が早いというメリットもあります。


実はこんな会社でも導入済み!

たとえば、次のような企業もすでに企業型DCを導入しています:

つまり、「規模」よりも「意思決定」さえあれば導入可能ということです。


導入ステップをやさしく解説!

では実際に、企業型DCを始めるにはどうすればいいのでしょうか?
基本の流れを、やさしく5ステップで解説します。


STEP 1】制度設計のヒアリング・方針決定

まずは、どんな制度にしたいかを決めていきます。

掛金上限はいくらにする?
事業主拠出?選択制?マッチング拠出(社員の自己拠出)は使う?
就業規則との整合性は?

ここは社会保険労務士がしっかりサポートしますので、ご安心を。
 「こうしたい」という想いさえあれば、制度としてカタチにしていけます。


STEP 2】運営管理機関の選定

企業型DCは、金融機関や信託銀行などの「運営管理機関」と契約して制度を運用します。
ここで気になるのが、

「金融機関って、売り込みとか多そう

という不安ですが、安心してください。
中小企業向けに特化した制度重視型の管理機関もあり、
不要な営業なしで導入できるルートがあります(ここ、当事務所にお任せください)。


STEP 3】社内説明と同意取得

制度設計が固まったら、社員の方へ説明します。

こういった疑問に答えることで、「制度があって良かった」と思ってもらえる土壌づくりができます。
当事務所では、社員説明会用のスライド・資料もご用意しています。


STEP 4】就業規則・関連書類の整備

企業型DCを導入するには、就業規則に制度を明記する必要があります。

また、社会保険や労働条件通知書との整合性も必要になりますので、
ここは労務の専門家と連携してスムーズに進めましょう。
税理士さんとの連携も大切です。

綾部事務所では、「労務 × 制度」の両軸支援が可能です!


STEP 5】導入完了制度スタート!

書類提出・届出が終われば、あとはスタートを待つだけ。
社員の資産形成も、経営者の退職準備も、制度の中で着実に進み始めます。


「社員が少ないから難しい」と思っていませんか?

実際には、社員数が少ない方が以下の点で有利です:

企業型DCは、何百人の会社のためのものではありません。
1
人の想いからでも始められる制度です。


よくあるQA

Q. 何人から始められますか?
A.
社員1人でもOKです(経営者1人だけで始めるケースも増えています)

Q. 金融商品の運用って難しくない?
A.
元本確保型(定期預金・保険型)も選べますし、運用教育サポートもあります

Q. 費用はどれくらいかかりますか?
A.
導入コストは数万円〜、維持費は毎月5001000円/人程度が目安です(制度設計により異なります)


まとめ:導入のハードルは「規模」ではなく「意思」

「気になってたけど、難しそうで後回しにしてた
そんな社長さんにこそ、知ってほしい制度です。


ご相談は無料です。まずはお気軽に!

うちの規模で本当に導入できる?
制度設計だけでも相談したい
社員説明用の資料を見てみたい!

そう思ったら、ぜひ一度ご連絡ください。
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